六本木さんの写真 [中国茶のばなし] [04月16日]
皆様、こんにちは!今日は、おいしいの中国をはなしたいです! 中国茶といえば烏龍茶という思いこみは日本人だけのもの。多くの中国人が飲んでいるお茶が緑茶というのは最近になってやっと知られてきました。
もちろん中国は大きな国。多くの少数民族が住んでいて、様々な嗜好のお茶を飲んでいるのです。モンゴルのバター茶やウイグルやカザフのタン茶など、ユニークな民族茶はまた機会を見つけて触れるとして、今回はもう一つのメジャー・ティー=紅茶について。 もともと紅茶が始まったのは福建省の武夷山だといわれています。イギリスに武夷の岩茶を輸出していましたが、だんだんとお客様=イギリス人の嗜好に合わせて紅茶へと変化していきました。とはいえ、飲み方は異なります。
緑茶や烏龍茶と同じように茶葉をそのまま楽しむ中国式に対して、イギリス人は茶葉を裁断してミルクや砂糖で楽しみます。またお茶に松の薫焙香を着けたは武夷山の近くで生まれた最古の紅茶。
初めての人にはセイロ丸のような匂いが気になるかもしれませんが、慣れるととても美味しい紅茶です。この正山小種をモデルにして作られたのがアールグレイといわれているのですが、これこそフレーバー・ティーの走りといってよいでしょう。 4.16 |
サイズ 140 x 105
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