◆ 水等に浸かった写真の洗浄方法 @、写真単体の場合 1、水を容器に張り、優しく写真を1枚単位で浸け軽く左右に振り汚れを落とす。 (表面画像「ゼラチン質」は絶対に擦らない様に扱って下さい) 2、水分を軽く落とし日陰で自然乾燥をさせて下さい。 (直射日光・ドライヤー等で急激に乾かすと表面のゼラチン質が割れる場合が御座います。) 3、全体が乾いたら綺麗な紙(コピー用紙など)で写真全体を包み込み電話帳などで均等に圧力をかけて皺を伸ばす。 (布や晒しで包み込むと表面に繊維の折り目が付く場合が御座います。) (アイロン等を使用する場合は必ず間接的に熱や圧力をかける事をお勧めします。) 注意、表面が一度水濡れすると光沢感は薄れ劣化が早まりますので、再度長期保存をする場合は、スキャナー・コピー機等で再読み込みし再度写真現像をする事をお勧めいたします。 A、アルバムに収納されている場合 1、ゆっくりアルバムを開き写真の現況を確認して下さい。 イ:写真同士が張り合わされている場合は、アルバムからゆっくり同時に剥がし水に同時に浸け1分前後まち両面か張り合わせ部分を剥がします。 (張り合わせが剥がれない場合は無理に作業は続けないで専門業者にお任せする事をお勧めします。) ロ:アルバム台紙等に個別収納されている場合は、出来るだけ写真を1枚単位でだし@の方法で洗浄してください。 上記は、あくまでも写真洗浄の目安であり確実に復元等をするものでは御座いません。 写真の表面はゼラチン質で非常に水に弱い性質です。大切なお写真ほど、専門の写真店での確実な復元をお勧めします。 * スタッフ一同、一人でも多くの方のご無事を、一日も早い被災地の復興を心からをお祈り申し上げます。 株式会社クロスワン・ABCデジカメプリント事業部 |